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​調査内容の詳細

下記の中から、お子さまの年齢に合った調査を実施いたします。

<調査1>

テーマ:音楽聴取による情動誘導が幼児の実行機能に与える影響

調査担当者:本田真由・池田彩夏

 

調査の目的・内容:お子さまには、カードを選択してもらう課題や記憶ゲームに取り組んでいただきます。その際、音楽を聴取しながら課題に取り組むか、もしくは音楽を聴取しないで取り組むかで課題の成績に影響があるのかどうかを検討します。

<調査2>

テーマ:過去の道徳的行動が他者の印象評価に与える影響について

調査担当者:本山陽菜・池田彩夏・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

調査の目的:人は一貫性を好み、自分の過去の行動に則して現在の行動を決定するため、過去の道徳的行動が後の時点での道徳的行動にもつながると考えられてきました。しかし、最近の研究では過去の道徳的行動が後の不道徳的行動を許容するという現象(モラルライセンシング 効果)が報告されています。本研究では、幼児・児童を対象に、他者の評価をする際に過去の道徳的行動(モラルライセンシング)がどのように影響するのかを明らかにしたいと考えています。

​調査の内容:お子様には、3つのお話を聞いていただいた後に、各物語の登場人物の行動について評価する質問に回答していただきます。その後、自分が誰かに親切にしたときのことを話してもらい、ステッカーを分配する課題に参加していただきます。

<調査3>

テーマ:褒め言葉が子どもの動機付けに与える影響の検討

調査担当者:中村涼・池田彩夏・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

​調査の目的:褒め言葉は、それを与えられた人のやる気を高めることが知られています。これまでの研究では、どのような褒め言葉を使えば子どものやる気を高めることができるかが検討されていましたが、誰が褒め言葉をかけるかは、あまり注目されていませんでした。そこで本研究では、誰が褒め言葉を与えるかによって、子どものやる気に与える影響が異なるのか明らかにすることを目的とし、検討を行います。

調査の内容:お子さまには、タブレットあるいはスマートフォンの画面に提示される図形を、できるだけ多く見つけるというゲームに挑戦していただきます。また、人やぬいぐるみを、どのような存在として捉えているのかを確認する質問に回答していただきます。

<その他、調査の参加にあたって、ご確認いただきたいこと>

※イベント参加時に、改めて口頭にて説明いたます。

●危険性ならびに不利益について:課題が複数あることに加え、初対面の人物とのやり取りを求められることから、お子さまに疲労感や緊張、不快感をもたらす可能性があります。調査担当者も十分注意しながら研究を進めさせて頂きますが、万一、休憩や中断が必要な場合はいつでもお申出下さい。


●調査に参加しないことによる不利益:調査への参加は任意であり、調査の実施前・実施中を問わず、いつでも参加を拒否できます。また、一度参加を同意した後でも、同意撤回書によっていつでも同意を撤回する事が可能であり、それにより不利益が生じることはありません。同意書署名後の辞退の場合、同意撤回書へのご署名によって調査を取りやめます。また、それまでに得られたデータや解析結果を破棄し、それ以降の研究には一切使用いたしません。ただし、取り消し要求された時点で公表済みの解析結果がある場合は、このデータを破棄できませんのでご了承ください。


●顔・音声の撮影および録画について:本調査では、調査でのお子さまの様子を記録するため、お子さまの顔を含む映像の録画を行います。録画映像は、研究目的以外には一切使用いたしません。お子さまの様子の録画を許可していただけるかについて、参加同意書にて確認させていただきます。録画を許可されなかった場合は、録画をせずに課題を行わせていただきます。


●個人情報の保護について:調査から得られたデータや個人情報は、研究目的以外には使用しません。データは、個人を識別できる情報を除き、新たなID として番号または符号を付し、匿名化したうえで管理します。また、学会や論文等での成果発表の際にも個人情報は守秘されます。さらに近年、研究データのオープンデータ化が進んでいることから、研究を論文で発表する際、匿名化された研究データを他の研究者が利用できるようにするために、データ共有の慣例に即してOpen Science Framework 等の専門のデータ共有のプラットフォームにアップロードする、あるいは学術誌に刊行物の補資料材料として提出する可能性がありますが、この際も個人情報は守秘されます。成果発表にて公表されたデータ以外のすべてのデータおよび記録は成果発表後、鍵の掛かる保管庫に10年間保管した後、破棄されます。


●研究成果の公表:本調査で得られた成果は、調査実施者の卒業論文執筆のための貴重なデータとさせていただくほか、学術集会や学術雑誌、メディアなどで成果の発表をする可能性があります。


●謝礼について:調査終了後、謝礼としてギフトカード 2000 円分をお渡しいたします。実験を途中で終了した場合も、謝礼はお支払いいたします。


●フィードバックについて:調査終了後、全体の統計結果をまとめた報告書を郵送にてお送りいたします。令和 5 年 4 月から令和 6 年 3 月ごろの発送を予定しておりますので、そちらを閲覧してください。

 

●調査内容についての問い合わせ先:調査に関する質問などの連絡先は以下の通りです。遠慮なくご連絡ください。


研究代表者 専修大学人間科学部 講師 池田彩夏
連絡先 e-mail: ikeda@psy.senshu-u.ac.jp

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