top of page

​調査内容の詳細

下記の中から、お子さまの年齢に合った調査を実施いたします。

​​※調査内容は、タイミングによって一部変更となる可能性がございます。

   調査内容については、調査参加当日に改めてご説明いたします。​​

<調査1>
幼児の誤った因果推論についての検討

調査担当者:中山みい渚・池田彩夏(専修大学)

調査の目的・内容:物理現象に関する幼児の因果推論についての調査を行います。具体的には、ボールが板をすり抜けるといった物理原理に違反する現象が起こる実験装置を用いてボールの場所当てをしてもらいます。

​<調査2>
道徳発達の調査①:道徳的行為性の判断の検討

調査担当者:池田彩夏(専修大学)・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

調査の内容:子どもが、どのような存在が道徳的行為の責任を負うと考えているか、また、道徳的判断を心のどのような特性に基づいて行っているのかを明らかにすることを目的としています。

調査の内容:お子さまには、人やロボットが出てくる動画と画像を見てもらった後に、人・ロボットに対する賞罰の程度、及び善悪の判断をしていただきます。また、お子さまが人やロボットの心をどのように捉えているのかを確認するためのインタビューに参加していただきます。

​<調査3>
道徳発達の調査②
:心の知覚と道徳的判断の関連の検討

調査担当者:福岡芽依・池田彩夏(専修大学)

 

調査の目的:お子さまがが、写真からどのように心を知覚するか、心の知覚と道徳的判断に関連が見られるのかを明らかにすることを目的としています。

調査の内容:お子さまには、2名の人物が写っている写真を見ていただき、どちらの人により心を感じるかを判断していただきます。また、2名の人に飲むと気持ちよくなる薬、あるいは飲むと痛みを感じる薬をどのように分配するかを判断していただきます。

<調査4>
​ロボットとの触れ合いが幼児・児童の他者との関わり方に与える影響

調査担当者:後藤日奈子(玉川大学)・池田彩夏(専修大学)・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

調査の目的:近年、私たちがロボットとやり取りをする機会が増えています。本研究では、ロボットなどのエージェントとの触れ合いが、お子さまの他者とのやり取りに影響を与えるかを検討します。

 

​調査の内容:お子さまには、ロボットとやり取りをしてもらった後に(ロボットと触れ合わない場合も あります)、PC あるいはタブレットでキャッチボールゲームを行ってもらいます。また、キャッチボールゲ ームをやってみて思ったことや一緒にキャッチボールをした子についてどのように思うか、ロボットをどのような存在として捉えているのかについての質問に回答していただきます。​

​​

​※お子さまがロボットを怖がったりした場合はすぐに調査を取りやめます。

<調査5>
​幼児・児童における障害者への態度の検討

調査担当者:日向寺彩佳・池田彩夏(専修大学)

調査の目的:本研究では、幼児・児童が障害者に対してどのような態度を持つのかを検討します。具体的には、身体障害と発達障害の子どもに対する態度が年齢によって、それぞれどのように異なるのかを調査します。​

 

​調査の内容:お子さまと保護者様に調査を実施します。お子様には、発達障害を持つ子どもと身体障害を持つ子ども、そして障害を持たない子どもを提示し、それぞれの子どもについて、どのように考えるのかをお伺いします。保護者様にはアンケートにご記入いただきます。

<調査6>​年少児における吹き出しを用いた他者の意図理解および道徳判断についての検討

調査担当者:小泉千春・池田彩夏(専修大学)

調査の目的:本研究では、お子様が道徳判断を行う際に、他者の意図とそれに伴う行動の結果のどちらを重視するかを検討します。​

 

​調査の内容:お子さまに、短いストーリーを聞いていただいた後、登場人物はどんな人だと思うかを評価していただきます。

<その他、調査の参加にあたって、ご確認いただきたいこと>

※イベント参加時に、改めて口頭にて説明いたます。

●危険性ならびに不利益について:課題が複数あることに加え、初対面の人物とのやり取りを求められることから、お子さまに疲労感や緊張、不快感をもたらす可能性があります。調査担当者も十分注意しながら研究を進めさせて頂きますが、万一、休憩や中断が必要な場合はいつでもお申出下さい。


●調査に参加しないことによる不利益:調査への参加は任意であり、調査の実施前・実施中を問わず、いつでも参加を拒否できます。また、一度参加を同意した後でも、同意撤回書によっていつでも同意を撤回する事が可能であり、それにより不利益が生じることはありません。同意書署名後の辞退の場合、同意撤回書へのご署名によって調査を取りやめます。また、それまでに得られたデータや解析結果を破棄し、それ以降の研究には一切使用いたしません。ただし、取り消し要求された時点で公表済みの解析結果がある場合は、このデータを破棄できませんのでご了承ください。


●顔・音声の撮影および録画について:本調査では、調査でのお子さまの様子を記録するため、お子さまの顔を含む映像の録画を行います。録画映像は、研究目的以外には一切使用いたしません。お子さまの様子の録画を許可していただけるかについて、参加同意書にて確認させていただきます。録画を許可されなかった場合は、録画をせずに課題を行わせていただきます。


●個人情報の保護について:調査から得られたデータや個人情報は、研究目的以外には使用しません。データは、個人を識別できる情報を除き、新たなID として番号または符号を付し、匿名化したうえで管理します。また、学会や論文等での成果発表の際にも個人情報は守秘されます。さらに近年、研究データのオープンデータ化が進んでいることから、研究を論文で発表する際、匿名化された研究データを他の研究者が利用できるようにするために、データ共有の慣例に即してOpen Science Framework 等の専門のデータ共有のプラットフォームにアップロードする、あるいは学術誌に刊行物の補資料材料として提出する可能性がありますが、この際も個人情報は守秘されます。成果発表にて公表されたデータ以外のすべてのデータおよび記録は成果発表後、鍵の掛かる保管庫に10年間保管した後、破棄されます。


●研究成果の公表:本調査で得られた成果は、調査実施者の卒業論文あるいは修士論文執筆のための貴重なデータとさせていただくほか、学術集会や学術雑誌、メディアなどで成果の発表をする可能性があります。


●謝礼について:調査終了後、謝礼としてギフトカード 2000 円分をお渡しいたします。実験を途中で終了した場合も、謝礼はお支払いいたします。


●フィードバックについて:調査終了後、全体の統計結果をまとめた報告書を郵送にてお送りいたします。令和 7 年 4 月から令和 9 年 3 月ごろの発送を予定しておりますので、そちらを閲覧してください。

 

●調査内容についての問い合わせ先:調査に関する質問などの連絡先は以下の通りです。遠慮なくご連絡ください。


研究代表者 専修大学人間科学部 准教授 池田彩夏
連絡先 e-mail: ikeda@psy.senshu-u.ac.jp

bottom of page