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2022年度に実施した調査

テーマ:音楽聴取による情動誘導が幼児の実行機能に与える影響

調査担当者:本田真由・池田彩夏

​調査対象者:3-5歳のお子さま

​調査の目的・内容:お子さまには、カードを選択してもらう課題や記憶ゲームに取り組んでいただきます。その際、音楽を聴取しながら課題に取り組むか、もしくは音楽を聴取しないで取り組むかで課題の成績に影響があるのかどうかを検討します。

テーマ:褒め言葉が子どもの動機付けに与える影響の検討

調査担当者:中村涼・池田彩夏・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

​調査対象者:3-8歳のお子さま

調査の目的:褒め言葉は、それを与えられた人のやる気を高めることが知られています。これまでの研究では、どのような褒め言葉を使えば子どものやる気を高めることができるかが検討されていましたが、誰が褒め言葉をかけるかは、あまり注目されていませんでした。そこで本研究では、誰が褒め言葉を与えるかによって、子どものやる気に与える影響が異なるのか明らかにすることを目的とし、検討を行います。

調査の内容:お子さまには、タブレットあるいはスマートフォンの画面に提示される図形を、できるだけ多く見つけるというゲームに挑戦していただきます。​また、人やぬいぐるみを、どのような存在として捉えているのかを確認する質問に回答していただきます。

テーマ:他者の存在の有無が褒められる際の幼児の感情反応に与える影響の検討

調査担当者:坂牧健斗・池田彩夏(専修大学)

調査対象者:3-8歳のお子さま

 

調査の目的・内容:お子さまには、インタビュー形式で2つの質問に答えていただきます。保育園あるいは幼稚園で、保育士から一対一で褒められたときと、他のクラスメイトがいる中で褒められたときの気持ちについて、お子さまに予想してもらいます。褒められた時の他者の存在の有無で、感情反応に違いが生じるのかどうかを検討します。

テーマ:幼児・児童における傍観者に対する善悪および賞罰の判断の検討

調査担当者:池田彩夏(専修大学)・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

​調査対象者:3-8歳のお子さま

​調査の目的:幼児・児童を対象に集団責任の認識がどのように発達するのかを明らかにしたいと考えています。

調査の内容:お子さまには、パペットが出てくる動画を見ていただいた後に、登場したパペットへの評価をしていただきます。また、パペットに与えるご褒美の量の決めていただきます。

テーマ:集団行動への関わり方がパフォーマンスへの自身の寄与の評定に与える影響の検討

調査担当者:池田彩夏(専修大学)・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

​調査対象者:6-8歳のお子さまと保護者さま

調査の目的:課題への関わり方が、集団のパフォーマンスに対する自分自身の行動の寄与の程度の見積もりに影響するのかを検討します。

​調査の内容:お子さまにと保護者さまに、スマートフォンを用いたゲームに参加してもらいます。ゲーム終了後、ゲームの結果に、自分がどの程度貢献したと思うかを回答してもらいます。

テーマ:過去の道徳的行動が他者の印象評価に与える影響について

調査担当者:本山陽菜・池田彩夏(専修大学)・奥村優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

調査対象者:5-8歳のお子さま

調査の目的:本研究では、幼児・児童を対象に、他者の評価をする際に過去の道徳的行動がどのように影響するのかを明らかにしたいと考えています。

​調査の内容:お子様には、3つのお話を聞いていただいた後に、各物語の登場人物の行動について評価する質問に回答していただきます。その後、自分が誰かに親切にしたときのことを話してもらい、ステッカーを分配する課題に参加していただきます。

専修大学

​子どもの発達研究グループ

© 専修大学子どもの発達研究グループ

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